足の水虫について  -皮膚の水虫 編-|八尾市の内科・美容皮膚科、歯科|みらい内科歯科クリニック

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足の水虫について  -皮膚の水虫 編-

糖尿病看護認定看護師で足の専門の資格も持っている看護師大佐古です。
今回は足のトラブルで多い水虫についてお話したいと思います。

水虫とは?

「白癬菌(はくせんきん)」という、カビ(真菌)の一種に皮膚の表面が感染して発症する足の病気です。白癬菌(はくせんきん)は、皮膚の角質に含まれる「ケラチン」という成分を食べて増殖し、組織の中に侵入していきます。皮膚に感染する場合と、爪に感染する場合があり、皮膚水虫は5人に1人、爪水虫は10人に1人と非常に多いです。ここでは皮膚の白癬について説明します。


水虫
因はなに? 水虫は人にうつる?

水虫は人から人へ、動物から人へと感染します。特に日本の環境は、水虫が感染しやすい状況にあり、温泉などの公共のお風呂や足ふきマットを素足で共有したり、家庭内に感染者がいる事で、バスマット、畳、絨毯、フローリングなどに落ちた足の垢(あか)から同居者へ感染する可能性があります。また、日本の雨季から夏にかけての高温多湿の気候は、白癬菌(水虫)が増殖する条件がそろっており、通気性の悪い靴を長時間履く生活習慣は水虫を増殖させる原因です。それ以外にも、加齢、男性、高コレステロール、足の傷などがうつりやすいリスク因子であるという研究があります。また糖尿病による高血糖も免疫機能が低下するため、感染リスクが高まります

白癬菌(水虫)は剥がれ落ちた皮膚の中で週数間~1年以上生き伸びていたという研究もあります。その為、せっかく治療をしても、靴や床などの環境を清潔にしていなければ、再び感染する可能性があります。


状にはどんなものがある?

かゆみ、皮膚が白くふやけてジュクジュクする、あるいは、カサカサと皮がむける、水ぶくれ、皮膚が硬くなってガサガサする、ひび割れる、などがあります。

治療はどのような事をするの?

飲み薬:治る確率は塗り薬に比べて高いですが、併用注意が必要な薬があること、肝臓に副作用が出る事があるので、定期的に血液検査をしながら治療します。
塗り薬:抗真菌薬の軟こうを皮膚に塗ります。患部だけではなく、足全体に広く塗る事が必要です、また見た目に症状が改善していても、白癬菌(水虫)は皮膚の中で潜んでいますので、2~3か月は続けて塗るようにしましょう。



感染を予
するにはどうしたらいいの?

◎清潔を保つ
まずは清潔が一番重要です。白癬菌(水虫)は肌に付着してから(健康な足で)24時間で皮膚の中に侵入し、感染が成立すると言われています。その為1日1回洗えば予防できると言う事になります。毎日たっぷりの泡で指の間1本1本優しく洗うようにしてください。洗った後はしっかりと拭き取り水分を残さないようにしましょう。特に指の間は1本1本丁寧にふき取って下さい。

◎小さな傷を作らない
白癬菌(水虫)は傷がある事で感染しやすくなるという事が分かっています。普段から足に傷を作らないように注意したり、過度な皮膚の乾燥を避ける為に適切に保湿を使用して下さい。正し、指の間は蒸れやすくなるため保湿剤は塗らないようにしましょう。

◎靴は白癬菌(水虫)の温床
通気性の良い靴を選択し蒸れを予防して下さい。毎日同じ靴を履かずに2~3足をローテーションし、靴の中をしっかり乾かして下さい。除菌スプレーも効果的です。

◎家庭内感染が非常に多い
家族内に白癬菌(水虫)の感染者がいる場合は、バスマット、タオル、スリッパ、などは個人専用とし、共有することを避けたほうが良いです。また、畳、絨毯、フローリングはこまめに掃除を行いアルコールなどでふき掃除をすると良いです。

◎公共の場での注意
スポーツジム、温泉、サウナ、プールなど、不特定多数の人が裸足で歩く場所は感染リスクが非常に高い環境です。裸足で歩かないようにサンダルを準備したり、帰宅したら必ず足を綺麗に洗い流す事が大切です

当院では水虫治療から専門的な足のケア(フットケア)も内科診療と並行して実施しておりますので、足の様々なトラブルでお悩みの方はお気軽にご相談ください。