ペットボトル症候群って聞いたことありますか?|八尾市の内科・美容皮膚科、歯科|みらい内科歯科クリニック

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ペットボトル症候群って聞いたことありますか?

糖尿病専門医の濱澤です。そろそろ汗ばむ気温になって、甘いジュースが飲みたくなる季節になってきましたね。
さて今回はペットボトル症候群についてお話させていただきます。

夏の暑い季節にジュースを飲み過ぎたりすることはありませんか?多くの方はそれによって上がった血糖値を自身の膵臓から分泌されるインスリンによって調節することができますが、しばしば連日のジュースの飲み過ぎで血糖値が正常に戻らなくなってしまうことがります。これによって引き起こされる高血糖を医学用語で清涼飲料水ケトーシス(通称ペットボトル症候群)と呼ばれております。高血糖では喉が渇く症状が出るためさらにジュースを飲んでしまうことで悪循環に陥ります。これにより高血糖が続くと、だんだん体がしんどくなり、最悪の場合、意識を失うことがあり、緊急入院を余儀なくされることもあります。なお、ペットボトル症候群は糖尿病の指摘されたことのない肥満傾向の人に発症しやすいと言われております。


これまで私が勤めていた救急病院でペットボトル症候群で救急搬送されてきた患者様で血糖値1000mg/dLを超える高血糖で意識朦朧状態の方を何人もみてきました。ジュースを飲み過ぎて緊急入院って怖いですよね^^;


具体的にどんな飲み物にどれほどの量の砂糖が入っているかイメージしにくいと思いますので、表にしてみました(※砂糖の量は各商品によります)。表は下記のような4gの角砂糖が何個入っているかを表しております。



角砂糖がこんなに入っているものを一気に飲み干すと考えただけでもマズイと想像してもらえたら幸いです。またジュースは液体として消化管に運ばれますので、吸収も早く膵臓に負担もかかりやすいです。



ちなみに炭酸飲料は特に砂糖の量が多いといわれております。それは純粋な炭酸は味覚としては苦みとして感じられるので、それを打ち消してさらに甘みを感じるだけの砂糖が入っているということです。

これから甘いジュースが飲みたくなる季節となりますが、頭の片隅に表のような角砂糖をイメージしてなるべく控えめにしましょう!私もたまにジュースが飲みたくなりますが、できるだけお茶やお水をとるようにしています。

当院では糖尿病や糖尿病予備軍の方に専門医の立場から診療を実施しておりますので、血糖値が気になる方はお気軽にご相談ください。