リブレってなに?|八尾市の内科・美容皮膚科、歯科|みらい内科歯科クリニック

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リブレってなに?

糖尿病専門医の院長の濱澤です。今回はリアルタイムに血糖値を知ることができるリブレについてお話させていただきます。

良好な血糖推移とは?リブレの登場


糖尿病の診断には空腹時血糖が126mg/dL以上、食後血糖が200mg/dL以上などの基準がありますが、この数値を超えないことも重要ではありますが、それとともに血糖値の乱高下を作らないことも動脈硬化を予防するなど合併症の観点から大事なこととなります。血糖値は1日の中で時間とともに変化し、食事や運動、ストレス、ホルモンなど様々な要因により変動しています。これまで、血糖値は採血や指先での血糖測定をしなければわかりませんでしたが、10年ほど前に血糖値が測定できる持続血糖測定器(CGM;Continuous Glucose Monitoring)が登場し、近年その正確さも著しく向上しております。二の腕に小さい丸いセンサーをつけるだけで、スマートフォンなどにBluetoothで連続的に血糖値のデータが送られ、リアルタイムに血糖値を知ることができます。このセンサーがリブレと呼ばれております。これによりこれまで点でしか分からなかった血糖値が線でわかるようになりました。

例えば下記のように玄米を食べた後は血糖値の上昇がマイルドなのに比較して、白ごはんを食べた後は比較的急激に血糖値が上昇しているのがわかります。



このリブレセンサーは、正確には血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)ではなく、皮下の組織液のブドウ糖の濃度を測定していますので、血糖値とは多少のずれがあり、糖尿病の診断には使用できませんが、1型糖尿病の方やインスリン治療中の2型糖尿病の方、妊娠糖尿病の方などでは、毎日の血糖をコントロールするために重要なツールとなってきています。当院ではインスリン治療をしていない患者さんも、選定療養として日々の血糖値の推移の管理ができます(センサー費用7,000円)。センサーひとつにつき2週間持続的に血糖推移がわかりますので、様々な食事内容による食後血糖がわかり、日々の健康管理の意識づけには非常によい機会となります。

注意点としてセンサーをつけたままお風呂に入ることは問題ないですが、長時間湯船に浸かったり、サウナに入ると故障の原因となります。そのほか、MRIやCT検査などの際は外す必要がありますので、装着時期はそういった予定を考慮する必要があります。一度外したセンサーを再度取り付けることはできません。


血糖推移の目標は、1日24時間を通して高血糖や低血糖の時間帯が少なく、食後の血糖上昇をマイルドにして、その結果2ヶ月間の血糖値の平均点であるHbA1cを改善させることです。血糖値のことでご不安な患者さんは、お気軽にご相談ください。