甲状腺の症状は更年期症状と間違えやすい!?|八尾市の内科・美容皮膚科、歯科|みらい内科歯科クリニック

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甲状腺の症状は更年期症状と間違えやすい!?

内分泌代謝・糖尿病専門医の濱澤です。今回は更年期症状と間違われやすい甲状腺の症状について解説させていただきます。


「最近疲れやすい」「イライラする」「ドキドキ動悸がする」「体重が増加した」「ほてり・のぼせがする」
こういった症状に最近悩んでいる方はいませんでしょうか。更年期症状かな?と思って放置していたりする方も多いでしょう。しかし、これらの症状は甲状腺の病気によるものかもしれません。甲状腺のご病気の症状と更年期障害は症状がとても似ているため、見分けるのが難しいのです。実は専門外来の調査では、更年期障害と診断されていた女性のおよそ15%に甲状腺機能異常が認められたという報告もあります。



更年期症状と比較すると、甲状腺機能低下症の場合は体重増加や顔のむくみがより顕著にでやすいことであったり、甲状腺の腫れ(首の前面の腫れ)を感じることがあるのが特徴ではありますが、基本的には血液検査で甲状腺ホルモンの測定をしないと軽症から中等症のものは診断できないことが多いです。そのほか、甲状腺エコー検査で形態的に評価したり、エストラジオールなどの女性ホルモンを測定して総合的に判断します。

  

治療として甲状腺機能低下症(多くは橋本病)の場合は、不足している甲状腺ホルモンを補うため、レボチロキシン(チラーヂンなど)を服用します。甲状腺ホルモンの数値を適宜評価しながら適切な量の甲状腺ホルモンを補充することで、症状は改善していきます。また橋本病では、浸潤したリンパ球が腫瘍化することにより、ごく一部に悪性リンパ腫が発症することがあるため、定期的な甲状腺エコー検査により形態的な評価をしていくことも大事です。

更年期症状の場合は、症状の程度や患者さんの希望よって治療法は様々ですが、ホルモン補充療法(エストロゲンの補充)、漢方薬(加味逍遥散、桂枝茯苓丸、当帰芍薬散など)、プラセンタ注射、生活習慣の改善(適度な運動、バランスの良い食事、十分な睡眠など)などがあります。

「最近疲れやすい」「イライラする」「ドキドキ動悸がする」「体重が増加した・顔のむくみ」「ほてり・のぼせがする」などこういった症状でお悩みの方は甲状腺の専門医のいる当院までお気軽にご相談ください。